【新NISAのその前に】『正しい家計管理』で家計を把握しよう!財産目録作成のススメ

家計管理

2024年1月から新NISAがスタートしましたね!これまでNISAをやっていなかった方も、導入を検討されているのではないでしょうか。

ですがその前に!

家計管理がどんぶり勘定では、NISAでどれくらい資金を投入していいのか分かりませんよね

家計状況をきちんと把握して計画的に投資をしたいものです。またNISA導入を現時点で考えていない方も、これを機に家計を見直すのはいかがでしょうか?

わたしは大学入学からおよそ20年、ずっと家計簿をつけ続けています。

家計簿をつけていない方、つけているけど使いこなせていない方に向けて、わたしの家計管理についてご紹介します!

家計簿アプリを利用しよう

わたしはZaimを利用しています。

無料で利用できますが、有料版にアップグレードすることが可能です。

有料版はサブスクリプションでちょっと高いかなぁ…と無料版のままでも不便はないので利用しています。買い切り版があれば、金額次第ではありますが買うと思います!

金融機関と連携してあるので、普段は財布の現金を出し入れした時だけデータを登録します。あとは連携している金融機関からのデータが更新された時に、内容を確認して(直したい時は手直しして)既読にするだけ。簡単でしょ?

金融機関との連携機能については、「セキュリティ的に連携ったどうなの?」とわたし自身ためらっていた時期もあるのですが、連携してみたらあまりにも楽で。なぜもっと早く連携しなかったのかと後悔しました。

アプリのダウンロード数が多いアプリが無難です。利用していたアプリのサービスが終了してしまって泣きを見ました…

財産目録を毎月作ろう

家計簿アプリとは別にExcelで財産目録毎月の決算を作っています。

まず決算ですが、これは食費○○円、娯楽費○○円などのいわゆる費目別の合計金額の表ことです。

毎月の決算は、Zaimで確認できるのでなくてもよし(なんとなく続けているだけなので…)

でも財産目録は作ることを強くオススメします!

財産目録とは?

財産目録」とは、一定の時点において、保有するすべてのプラスの財産(預貯金、有価証券、不動産等)とすべてのマイナスの財産(各種ローン等)について、その区分、種類ごとに一覧にし、財産の状況を明らかにしたものです。 つまり、マイナスの財産を含めたご自身の全ての財産をわかりやすくリストアップしたものとなります。

三井住友銀行

財産目録とは、ある一時点での現金・預金・金融商品・住宅ローン・引き落とし前のカード利用金額 などなど、金額として把握できるものを全て書き出したものです。

家計管理においては、この財産目録を毎月作って、家計状況を確認しましょう。

財産目録の作り方

毎月月初(または月末)にその時点での全資産と全負債を書き出します。

資産

  • 現金…○○○円
  • 銀行1…○○円
  • 銀行2…○○円
  • 証券口座…○○円
  • 投信・株式…○○円
  • 家…○○円(その時点で売ったらいくらか)
  • 土地…○○円(これは下がらないものと仮定して買った時の金額)
  • 車…○○円(その時点で売ったらいくらか)

負債

  • クレカ1…○○円
  • クレカ2…○○円
  • 住宅ローン…○○円

と言った具合です。資産ー負債が純資産となります

前の月の純資産との差額で、純資産が増えたのか、減ったのかを確認します。

わたしはこの毎月の純資産額だけ別個に表にして折れ線グラフにしています。

この折れ線グラフが右肩上がりならOK!

Excelで財産目録・月次決算・純資産を管理する

我が家の場合ですが、Excelで1つ家計簿のファイルを作り、財産目録・月次決算・純資産の3つのシートに分けて、毎月の記録を蓄積しています。

そうすることでグラフも作れて視覚的にも資産が増えているのが分かり、いい感じです。

こちらについては、また詳しく別の記事にします。

『正しい家計管理』林總 著 が家計管理のベース

わたしが今の家系管理スタイルになったのは、2016年に『正しい家計管理』を読んだことがきっかけです。

この本を読む以前から家計簿はずっとつけていましたが、結婚を機に夫と家計を合算したら訳がわからなくなり(笑)、一度まっさらにやり直そうと思い、この本を手に取りました。


そこから実に8年以上このやり方を続けていますし、今後も止めることはないです。

「どんぶり勘定は低収入より恐ろしい」の帯書きの通り、把握することが最重要。

お金を把握していることが、将来への不安を解消する1つの方法だなと思います。(わたしの場合、いくらお金を持っていて、いくら使っているか把握できていないと心配で大きな買い物ができないです…)

家計を整えたい方は一読の価値あります!おすすめです。

(この記事を書いているときに、たまたま小倉優子さんのInstagramでこの本が紹介されていました!なぜか嬉しい)

『正しい家計管理』に続編『正しい家計管理 長期プラン編』が発売されてた!

この記事を書くにあたって、『正しい家計管理』を検索していたら、なんと2022年に続編として長期プラン編が発売されていました

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

正しい家計管理 長期プラン編 [ 林總 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/1/17時点)


ちょうど、長期プラン見直そうと思ってたところだったので、楽天の日に購入しようと思います。

ちなみに欲しい書籍があって、かつ急いでいない時は、楽天ブックスで楽天のポイント4倍デーに買ってます。Amazonよりポイントつくので…

わたしの家計管理のルーティンまとめ

まとめると、

  1. 週1〜2回、Zaimのデータを修正する
  2. 月初にパソコンで家計簿Excelファイルに、Zaimのデータを拾って月次決算と財産目録のデータを入力する
  3. 毎月繰り返す
  4. 年間の支出を把握して、翌年度の予算計画を立てる

以上です!

この記事を読んでくれた方の少しでも参考になれば嬉しいです。長期プランの見直しをしたらまた家計管理について投稿しようと思います。