小学生と保育園児のおうち遊びに!「美術館ごっこ」

子育て

梅雨の時期や、猛暑日など家から出られない日のおうち遊び、どんなことをしていますか?

家にあるおもちゃも遊び尽くし、すぐに「つまんなーい」「今日なんにもなくてつまんなかった」など言い出す娘たち…

ゲームやテレビもいいけど、あんまり長時間見せたくないしなぁ…

親も参加型ではありますが、おうち遊びに新提案、「美術館ごっこ」はいかがでしょうか?

「美術館ごっこ」って何?

「お店屋さんごっこ」「お買い物ごっこ」はよく聞きますが、保育園の行事だと手が込んでいて楽しいけど、おうち遊びではちょっと微妙…ってことないですか?

お客さん役1人、お店屋さん役1人、であまり長く遊べないんですよね…

そこでふと思いついて始めたのが「美術館ごっこ」です。

最低限、紙と鉛筆と壁さえあればできるので、鉛筆さえ持つことができれば誰でも参加可能。年の少し離れた兄弟でも楽しめます。

美術館ごっこの遊び方

美術館ごっこ 遊び方の手順

①作品を作る(メインの遊びです)

②展示作業

③展示しておく(時間の許す限り)

④最後は画廊ごっこにチェンジ

できる限り本物の美術館の展覧会に寄せてそれっぽく作ると楽しいですよ〜

用意するもの

ではここからは具体的に用意するものについて説明します。

作品(必須)

作品がなければ始まりません。子どもたちに紙と色鉛筆を与えて、作品を作ってもらいます。

後々の展示のスペースの都合上、我が家はA4のコピー用紙を半分に切ったもの(つまりA5判)に絵を描きました。

美術館なので作品は多ければ多いほどそれっぽいので、小さな紙で量を確保しました。

作品タイトルの札

次に用意したいのは、作品タイトル書かれた札です。

  • 作品タイトル
  • 作者名
  • 画材(例: コピー用紙、色鉛筆、水性ペン)
  • 完成年、場所(例: 2024年 東京)

我が家は、作品タイトルは字が書けるようになったばかりの5歳の次女に担当してもらいました。

味があっていい感じ。

作者の紹介パネル

作者の紹介パネルがあるとよりそれっぽくなります。この展覧会の作家である子どもたちの紹介パネルです。

子供が作品作りをしている間に、わたしが適当に作りました。

ややおおげさに、その功績や業績を讃える文章を添えると面白いです。

開催ポスター

美術館ごっこの顔となるのが、開催ポスター

本物の展覧会のポスターを画像検索して、見よう見まねで作りました。わたしが。

  • 展覧会の名前
  • 開催場所(自宅ですね)
  • 開催日時
  • 会場へのアクセス
  • 駐車場の有無
  • 予約の要否
  • QRコード

なんかを書くとそれっぽいです。

来場者特典

さらに余力があれば、来場者特典を用意します。

展覧会のチケットは栞になることもありますよね。栞サイズにきった紙に、展覧会の名前と絵を子どもに描いてもらいます。

さて、ここまで用意すると大分時間を稼ぐことができます。

あとは、作った作品・作品タイトル・開催ポスターをマスキングテープで貼ったら完成です!

遊び方は他にも

お気づきかと思いますが、美術館ごっこ、用意の段階が一番メインです(笑)

受付係を子供にやってもらって、「ふむふむ、ほー、この絵は素晴らしいね」「あなたがこの絵を描いた方ですか!どんな気持ちで書いたんですか?」と大人は良いお客さんに徹しましょう。

最終的には美術館から画廊に業態を変えて、子どもたちの作品を買えるようにしたらお買い物ごっこになりますね。

さらに遊びの発展として、

  • 招待券を作って家族に配ったり…
  • 撮影して図録を作ったり…
  • 絵以外のアートに挑戦したり…

工夫次第でまだまだ遊び方がありそうです!

知ってる作品があれば、美術館は子供でも楽しい!

娘たちは「びじゅチューン」が大好きなので、美術館や博物館も楽しんでくれます。

娘たちが、「真珠の首飾りの少女」「モナリザ」「ビーナスの誕生」などなど幼いながらにも名画をたくさん知っているのは「びじゅチューン」のおかげ。

知ってる作品が1つでもあると、美術館は子供でも楽しめます。

また、生活の中で意外と有名な美術作品を目にすることって多いんです。子供との会話の幅が広がるので、びじゅチューン、すごくおすすめです!

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「美術館ごっこ」はやっぱり美術館・博物館に行った経験がある方が楽しめます。子供と一緒に美術館・博物館行ったことがない人も、これを機に行ってみるといいと思いますよ!

小学生でも、幼稚園児でも、赤ちゃんでも(!)、そして大人でも、絵が描ければ何歳でも参加できるので、おうち遊びの一案として美術館ごっこを取り入れてみてください。