去年から英語の多読の一環でハリーポッターの洋書を読んでいます!
2023年から始めて現在4巻「Harry Potter and the Goblet of Fire」(ハリーポッターと炎のゴブレット)の半分まで来たところです。
ハリーポッターの洋書は難しい?どれくらいの英語力があれば読めるのか?について考察します。
ハリーポッターの洋書について、気になっている方の参考になれば嬉しいです!
英語多読とは
英語多読という勉強法を聞いたことはありますか?
わたしは聞いたことはあったのですが、ざっくり「たくさん英文に触れたら英語が身につく」ってことだなと理解していました。(まぁ大体合ってるかと思います)
昨年、英語多読についての本を読んで、「ネイティブの赤ちゃんが読むような本からスタートして徐々読む本のレベルを上げていく。辞書は使わない。英語を英語のまま理解できるように訓練する」という英語多読、やってみようかな!と始めました。
TOEICの勉強やオンライン英会話にマンネリが生じていたことや、もともと読書が好きだったのに忙しすぎて全然時間を取れなかったことから、英語の本を読めば読書もできるし勉強にもなって一石二鳥!
はじめはオックスフォードリーディングのサイトで子供レベルの本
次に中学生の時に親に買ってもらった英語教材のドリッピー(聞いたことありますか?笑)
そして今はハリーポッターを読んでいます。
ドリッピーからハリーポッターは急なレベル上げではあったんですが、ハリーポッターの圧倒的おもしろさで何とかなってます。
100万語がまず最初の目標になっています。
私が参考にした本はこれです!
ハリーポッターのワード数
ハリーポッターのワード数は以下の通り。全部読んだら108万字です!
- Harry Potter and the Sorcerer’s Stones……76,944 words.
- Harry Potter and the Chamber of Secrets……85,141 words.
- Harry Potter and the Prisoner of Azkaban……107,253 words.
- Harry Potter and the Goblet of Fire……190,637 words.
- Harry Potter and the Order of the Phoenix……257,045 words.
- Harry Potter and the Half-Blood Prince……168,923 words.
- Harry Potter and the Deathly Hallows……198,227 words.
参照元: https://wordcounter.net/blog/2015/11/23/10922_how-many-words-harry-potter.html
つまりハリーポッターシリーズを読破すると、目標の100万語を確実に達成できるということ。
ハリーポッターのペーパーバックはこんな感じ
私は多読するにあたって全巻セットを購入しました。
図書館で借りたりするのもありかなぁと思ったんですが、思い立った時にすぐ読めた方がいい。あと貸出期限内に読み終わる自信もなかったので…
全巻まとめて買った方が安かったのと、あと絶対に最後まで読み切る覚悟ができるかな、と。
わたしはAmazonで6,000円くらいで全巻コンプリートボックスを買いました!7巻セットにプラス呪いの子がついて8冊です。
ペーパーバックなので安く、紙が薄くて軽いので、ちょっとかさばりますが持ち歩けないこともないサイズ感です。
わたしは仕事の昼休みに読むので、ブックカバーをつけています。ペーパーバックはすぐボロボロになっちゃうじゃないか心配だったんですが、ブックカバーで割と保護できている感じ。
おすすめのブックカバーです!柄も豊富で丈夫です。(モネとゴッホのカバーが新しく出てる!後日買います)
わたしのハリーポッター歴について
20年前に和訳で全巻読んでいる、映画もコンプリートしてる
20年前ではありますが、和訳を全巻読んで、映画も公開される度に映画館で観ました。
細かいところは覚えていなくても、話の大筋がわかる状態です。
手元に和訳がありいつでも見返せる状況
また、母から当時読んでいたハリーポッター全巻をもらったためいつでも見返すことができます。
ハリーポッターを譲ってもらったのは長女のためでしたが、私にも洋書を読むにあたって役に立ちました。
多読のルールで、分からない単語があってもどんどん読み飛ばしていますが、あまりにも気になるところは辞書で調べるか、和訳本を参照しています。
映画も最近全部観た
そして、和訳のハリーポッターを全部読み終えた長女と一緒に、改めて映画を購入して全て観直しました。
購入したため、繰り返し繰り返し観ています。
映画と原作は完全には同じではないですが、やっぱり映像を観ておくと英語で読んでもイメージが湧きますし、分からない単語も推測で読むことができます。
わたしの英語力について
TOEICの最高スコアは815(2年前)
たぶん今は650〜750ぐらいはキープできてる
社会人になってから英語の学習歴は7年目
全くの初学者ではないけど、英語が流暢に話せたり聞き取れたりはできないレベルです。
平均よりはちょっとできるかな?くらいでしょうか。
ハリーポッターを洋書で読むのにオススメの人
ハリーポッターにはハリーポッター特有のオリジナル単語が出てきます。
魔法や魔法動物など独特の英単語は、ハリーポッターを知っている人なら読むことができるので、ハリーポッターが好きな人、映画や翻訳を読んだことがある方にオススメです。
同じ理由で、逆におすすめ出来ないのは【完全にハリーポッター初心者の人】です。造語なのか判別がつかないと読むのは難しいと思います。
また普段英語から遠ざかっている方にも、難易度が高い作品だと思います。その点から、英語学習3年以上の英語力は必要だと考えます。
ハリーポッターは英文でもおもしろい!でも難しいと感じるところもある
洋書を読んで改めて思ったのは、やっぱりハリーポッターはおもしろい!ということ。
緻密に練られたプロットで、主人公こそティーンネイジャーですが大人になった今の私が読んでもおもしろいと感じます。せっかく多読するならおもしろいと思える作品がいいですよね。
とはいえ、原書は難しいな〜と思う点もいくつかあります。
序章が難関かも(1巻賢者の石)
和英問わず、作品問わず、あるあるかも知れませんが、作品の一番最初の序章が難関かも知れません。
ハリーの母方の叔母の夫であるバーノンおじさんの目線で物語がスタートしますが、そのバーノンおじさんが体験するマジカルな出来事が読み始めの非ネイティブには、なかなか…
ハリーが出てくる2章から、いやホグワーツに行く中盤からがおもしろいので、初めの方は挫折しないで乗り越えて欲しい。
ハグリッドが何言ってるのかわからない(全巻)
ハグリッドの訛りがキツくて、慣れるまではほとんど何言ってるかわかりませんでした。
え、これ、英語喋ってる…?と疑うほどに、本当に分かりません。
でも法則を掴んだら、なんとなーく読めるようになりました。暗号みたいで楽しいよ
ロックハートが何言ってるのかわからない(2巻秘密の部屋)
こちらは全く訛ってはいないのに、何言ってるか分からなかったです。
自惚れがすごくてそもそも理解できない発言だったりするので、和訳で読み直して「あ〜そういうことね」とさくさく飛ばして読むようにしました。
筆記体フォントがちょっと読みにくい
ページバック以外の媒体もそういう仕様なのか分からないのですが、ヴォルデモートの発言がおどろおどろしいフォントになっていたり、手紙の筆跡が人によって違ったり、工夫が凝らされています。
それが良さでもあるのですが、ちょっと読みにくい時もあるんですよね…
ハリーの筆跡、ロンの筆跡、ハーマイオニーの筆跡、ハグリッドの筆跡、それぞれ人となりが見える筆跡でおもしろいですよ!
わたしはシリウスの筆跡が読みやすくて好き
1週間に1章が最低ノルマとして読み進めています
2023年の5月からはじめておよそ10か月経ちました。10か月で3冊半。7巻なので、ちょうど今折り返し地点です。
前述の通り、4巻以降は1冊がながいので、読み終わるまでにかかる時間はどうしても長くなりそう。
目標は2025年12月(21か月)でのこり3冊半を読むこと。今までの倍はかかるだろうと想定しています。
一章がだいたい20ページになっているので、これを最低限の1週間のノルマとして設定しています。
(JKローリング氏は意図的に20ページくらいになるように作ってるんだと思います。すごい)
ハリーポッターを読むモチベーション
読み終えた時には英語力はあがっているはず!
成し遂げたことのひとつとして自慢できる!笑
英語で本を読む親の背中を見せたい
以上のモチベーションで、英語多読ハリーポッターシリーズ読破に向けて頑張っています。
成し遂げた暁には、またブログで報告したいと思います!
絶対やり遂げる!