小学校2年生の長女が今年の春(5月)からハリーポッターシリーズを読み出して、秋(11月)にはシリーズ6作目を読破しました。
今年中にはシリーズの最終巻7巻を読破出来そうです!
小学2年生にはまだ難しいのでは?とはじめこそ心配していたのですが、一生懸命読み進め、今ではすっかりポッタリアンです。※ポッタリアン:ハリーポッターシリーズ愛好家のこと。
2年生にハリーポッターを読ませるための工夫と2年生がハリーポッターを読むことのメリットについて、まとめました。
ハリーポッターは何歳から読める?
長女が読み始めたきっかけ
私がハリーポッターを読んでいたのは中学〜高校生の時でした。毎年1冊、新刊が発売されるとすぐに買って、2〜3日で読破。映画も、新作が出るたびに友達と映画館に見に行くことを楽しみにしていました。おそらく私の世代は、私のような人が多い気がします。映画の最終作を見に行ったのは、大学4年の時でした。
そんな私が学生時代に夢中になったハリーポッター。小学2年生の長女が手に取るきっかけとなったのは、実家からハリーポッターシリーズを譲り受けたからです。
ずっしりと厚く重いハリーポッターの単行本。
調べてみると、今は本のサイズが子ども向きのものがあったり、逆に大人向けの装丁のものがあったりと色々選べるようですね。実家から譲り受けた後、「やっぱりもうちょっと薄くて小さいハリーポッターの文庫を買えば良かったかな・・・」と思ったのですが、結果的に我が子にはこの通常版(上制版)で良かったと思います。
長女には、「これはお母さん・○○ちゃん(私の妹)・○○くん(私の弟)が読んだ本だよ。すごく面白いし、長女ちゃんにも読めると思うよ」と話したら、すんなり読み始めていました。
ハリーポッター自体は、テレビや何かで聞いたことがあったのが大きかったかもしれません。
内容の理解は2年生でも問題なし。漢字の難易度は2年生には高め
毎晩寝る前に30分ほど本を読む習慣があるので、長女は毎晩ちょっとずつ読み進めていました。
始めくらいは読み聞かせしようかな??とも思ったんですが、特に希望もされなかったので一人で読書。「難しくて読めない漢字があったら聞いてね」とは伝えてありました。
でもほとんど聞かれません。音読させてみると全然違う読みをしてたりもします(笑)
読みが分からなくても、さらには単語が難しくて意味が分からなくても、文脈から内容を理解しているようでした。
漢字が苦手な子には、ペガサス文庫のハリーポッターが良いかも知れません。総ルビ付きだそうです!
ハリーポッターシリーズを読む前の読書歴
普段全く本を読まない子がいきなりハリーポッターを読むのは、正直ハードルが高いと思います。
1年生までに読んでいた本のシリーズをざっくり紹介します。
- わかったさん・こまったさんシリーズ (年長から)
- かいけつゾロリ
- おばけずかんシリーズ
- ナツカのおばけ事件簿シリーズ
- ルルとララシリーズ
上記の本と比べてもハリーポッターは1冊の分量が多いです。
読書が好きなら小学校低学年から十分読める!
読書が習慣になっていて好きな子なら小学校低学年から十分楽しめる内容です。5巻の「不死鳥の騎士団」以降はラブストーリーも進行するので、特にませてる女の子にはドキドキする内容なんじゃないかな。
2年生女子はおませさんです
読ませる工夫:読み続けたくなる報酬を用意する
1冊読み切ったら映画を見る
賢者の石を読み切ったら、絶対絶対、秘密の部屋も読みたくなる確信が私にはありました。
だからとにかく最初の1冊が大事。
「ハリーポッターは映画にもなってるんだよ。すごく面白いよ。賢者の石を読み切ったら、映画の賢者の石をAmazonPrimeで買って一緒に観ようか」と提案したところ、見事にやる気になってくれました。
その後も1冊読んだら、その映画を購入して観る、を繰り返しています。
後から、全作まとめて購入するオプションがあることに気がついたのですが(その方が安上がり)、買ってあると先に映画を観たくなってしまうので、「1作ずつ買う」で良かったです。
長女も次女も、エマ・ワトソン演じるハーマイオニーにあこがれているので、エマについても猛プッシュしました。娘たち、エマ・ワトソンのような才女になっておくれ・・・
全巻読み切ったら、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッターに行く
としまえん跡地にできた「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」
テレビでもしょっちゅう紹介されていますね。長女もテレビで観るたびに行きたい〜!と言っていました。
全巻読み切ったら行こうね!と約束しました。行く前に映画も全部(しかも繰り返し)見て、前情報ばっちりで行ったら楽しいだろうなー!楽しみ!
わたしの方が楽しみにしているかも
2024.2.11追記: 行ってきましたー!体験レポートはこの記事からどうぞ↓
ハリーポッターを読むメリット
読書体験が自信になる
こんなに分厚い本を読み切った!という達成感とファンタジーの世界にどっぷり浸かる読書体験が、「わたしはこんな本も読めるんだ!」という自信になります。
だからちょっと難しくても分厚い上製版がより自信に繋がるので、おすすめです!
複雑な物語を読解する力がつく
今まで読んできた本とは比べものにならないほど、緻密で複雑に作られたストーリー展開。そしてたくさんの登場人物。新しい語彙のオンパレード。
読解力がつかない訳がない。
創作意欲が沸く
魔法使いで学園モノ。読むと自分でもそんな世界観のお話を書きたくなる。
そんな気持ちになるのは私だけではなかったようで、長女もノートにオリジナルストーリーを書いていました。○○番地にすむアリーが、魔法学校に行くために汽車にのるシーン。(既視感・・・笑)
どんどん想像してどんどん書いてもらいたいです。
読書が好きになる
ハリーポッターは世界でなんと累計6億部の発行部数。文句なしの面白さ。読めば良い読書体験ができます。
映画もいいけど、原作を読んでほしい!面白いから。
読書が好きになることが、勉学の素地になると思います。小学生のうちから、分厚く長い本を読むことに抵抗がなくなるといいですよね。
次に読む本はなんだ?
長女のハリーポッターシリーズは残すところ最終巻の「死の秘宝」のみ。
この後、ハリーポッターを読破した後、長女に何を勧めたら良いか悩んでいます。
正直、ハリーポッターより面白いシリーズある?ダレン・シャンとかナルニア国物語とかかなぁ・・・
ちなみに今、ハリーポッターと同時進行で読んでいる本は以下の通り。
- マジック・ツリーハウスシリーズ
- サバイバルシリーズ
- 都会のトム&ソーヤシリーズ
引き続き読書習慣を続けてもらいたいです。
まとめ
おもしろい本は子どもでも寝食忘れて読み続けるものですね。今日の長女は、今朝「謎のプリンス」の映画を観て、そして「死の秘宝」を黙々と読んでいます。
読書が趣味になると世界が広がるよ、ということを娘たちには伝えたいです。
是非、読書好きの一歩として、低学年のうちからハリーポッターを読ませることをおすすめします。
はやく行きたい、メイキング・オブ・ハリーポッター!