英語学習でも何でもそうですが、継続して習慣化することって大事ですよね。習慣化できてしまえば、あとは何も考えずに淡々とやるのみ。
習慣化について、多くの自己啓発本でその方法が紹介されていますが、習慣化の方法の一つに「記録をとる」が挙げられていることが多いです。
私自身、英語学習を始めたばかりの頃は、何の記録もとらずに何となく単語帳をパラパラしたり、しなかったり…。英語を勉強する気はあるし、しているつもりなんだけど、胸を張って言えるほどではないなぁと思っていました。
記録をとるようになってからは、毎日どれくらい勉強できているか(またはできていないか)を客観的に見ることができるようになり、目標達成・習慣化につながりました。
英語学習において、私が何をどう記録しているかについて紹介します。※英語の勉強ノートではありません※
参考になれば嬉しいです!
英語の習得に必要な時間は2400〜2700時間らしい
勉強時間を記録しようと思ったのは、「英語習得には2400〜2700時間の勉強が必要だ」と本で読んだのがきっかけです。
2700時間という数値目標があり、それに対して今自分はどれくらい近づいているのか?
記録をつけることでしか現状を把握することができません。
これから英語学習を始める人はもちろん、始めている人も今日から記録をつけることをお勧めします。
記録をつけ始めてみると、思ってたよりも勉強時間が短いかも知れません…!
まずは現状把握!
勉強時間を記録する
さて、実際どのように記録するか,ポイントは4つです!
Point1:ウィークリー手帳に記録する
おすすめはレフト式
まず記録する媒体ですが、ウィークリー手帳がおすすめです!特にレフト式!
その日の欄(左側)に、勉強した時間を書き留めていきます。
右側のメモページには、その週の合計時間やタスク、目標などを書きます(後述)
Point2:5分単位で記録する
通勤時間に単語アプリを30分やったら「単語30」、昼休みに英文の本を15分読んだら「読書15」、夕飯を作りながら英語のラジオを15分聴いたら「ラジオ15」、など5分単位で記録します。
1日にまとめて記録するより、その都度記録した方がいいです。まとめて記録しようとすると、うっかり忘れてしまい、習慣化できないので…
Point3:Reading(読む)Listenig(聞く)Writing(書く)Speaking(話す)の4技能に分けて記録する
記録する時は、Reading(読む)Listenig(聞く)Writing(書く)Speaking(話す)の4技能のうち、どれを伸ばす勉強だったのかも合わせて記録します。
手帳の左側から順にReading、Listenig、Writing、Speakingと4つに分けておいて(順番はお好みで)、そこにポイント2のように書いていきます。
英語のラジオを15分聞いた→Listeningの場所に「ラジオ15」と記録
英文の本を1時間読んだ→Readingの場所に「読書60」と記録
Point4:週単位・月単位・年単位で合計勉強時間を記録する
新しい週が始まったら、前の週の勉強時間を合計して記録します。
4技能ごとに週の合計時間を書いておくとさらに良し。
同じように、新しい月が始まったら前の月の勉強時間を合計して記録します。
これまでのその年の累計勉強時間を記録しておくとさらに良し。進捗状況を把握することができます。
その他に記録すること
レフト式ウィークリー手帳の場合、右側はフリースペースになっていると思います。勉強時間以外に記録しておくと良いことは次の3つです。
1・目標
目標を書いておくと、やるべきことを見失わずにすみます。(書いておかないと意外と忘れてしまうんですよね・・・)
人によると思いますが、
など。 2のタスクとちょっとかぶるところもあるかと思います。
一週間の振り返りで、達成していたら○なり✓なり入れましょう!
2・タスク
その週にやろうと思っている教材のページや問題番号等をToDoリストにします。
こちらも消化したら✓を入れます。
3・これまでのスコア
これはウェークリーページではなく手帳のフリーページで良いと思いますが、TOEICなどの資格試験で英語力の指標にされている方は、これまでのスコアの変遷を記録しておきます。
前回から何点伸びたのかなど数値を可視化しておくといいですね。勉強時間との相関関係も分析できます。
総合するとこんな感じ
わたしの記録実例!
iPad(デジタル手帳)ver
現在、わたしは「iPadのGoodnote6」のアプリでデジタルノートで英語勉強を記録しています。英語勉強ノートもGoodnote6なので、荷物を減らしたくて紙の手帳からデジタルノートにしました。
普段の使い方はこんな感じ。(サンプル用に加工しています)
英語記録だけでなく、普段のTodoリストや体調管理なども兼ねています。手帳を分けていた時期もあったのですが、結局一元化がいいよね、とこの形に落ち着きました。
ほぼ日weeks ver
iPad導入前は「ほぼ日weeks」を5年ほど愛用していました。
色々試行錯誤した結果たどり着いた形がこんな感じ。
レフト式なのに記録をレフトに書いてないじゃん・・・というお叱りの声も聞こえてきそうですが、当時は左側に英語日記を書いていて、タスクや目標は巻末のフリーページに書いていました。
まとめ
記録があると現状把握・自己分析できるようになります。また、習慣化にも役立ちます。
記録すること自体を習慣化すると、英語学習だけでなく仕事や家計管理など様々なところでいい影響があるはずです。
記録することを習慣化するには、ある程度システマティックに、かつ続けられるようにシンプルに、が大切だと考えます。
とにかく続けることをまず目標に、取り入れられるところだけ取り入れて、勉強記録をはじめて見てください。